花つれづれ

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zoom RSS バスのなかで

<<   作成日時 : 2015/02/10 22:55   >>

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ある日、バスのなかでうとうとしていた。

突然、少年の大きな声にハッとした

「うわあ もう4時が過ぎた どうしょう」

「どうしょう 困った!4時が過ぎた!」とパニクッている。

「すみません!携帯を貸してください」

少年が横に立ってスマホに熱中している青年に声をかけた。

青年は知らぬ顔でスマホに熱中し続けている

少年は、隣のおばさんに声をかけた。

「すみません!携帯を貸してください」

おばさんは、体を固くして顔を背けている。

停車したバスに乗ってきて少年の前に立ったおじさんにも声をかけた。

そのおじさんも返事をしない。

いたたまれなくなって、少年の席に行った私は

「番号を言ってちょうだい」と打ち込み、少年に携帯を渡す

「あっパパ!今バスの中や。うん携帯を貸してもらった」と会話

パニックが治まった少年の瞳がとても澄んで

「おばちゃん ありがとう」と

「バスの中では携帯を使ったらあかんのえ」というと

「そうやな 携帯あかんなあ」と承知している。


バスを降りるときに少年は

「おばちゃん ありがとう さいなら」

少年のきれいな瞳と素直な気持ちにくらべ

私(もバスの中での携帯に一瞬逡巡した)たち 大人の なんと情けないことか

ずうっと 哀しく 重い気持ちを引きずっている。

画像



困っている人が目の前にいたら

自然に声をかけ、サポートできる そんな人間になれるようになれてらなあ。 








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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
「おばちゃん ありがとう さいなら」

澄んだ声が聴こえてきそう。
しみじみ、よかったと思います。
ちいさき人はわずかな匙加減で気持ちがいっぱいになりますもんね。
でも、バスの中は社会の縮図と考えるとちょっとさびしい。
七海
2015/02/12 20:33
いい話ですね、あなたの能動的な行為,勇気がいるけれど、、、、、。
あなたの行為に誘発されて第2、第3のおばさんが出てくれば、いいね。
けいさん
2015/02/13 05:52
七海さん
ほんと、>バスの中は社会の縮図・・のようなのかも
障害のある子どもたちに、普通に対応できるようになりたいものです。
桂川の乙女
2015/02/13 21:08
けいさん
昔、スモン患者の彼と結婚した彼女に「たいへんね」と言う私に
「何もたいへんなことないよ」と言った彼女の言葉の意味が少し理解
出来たのは、ずうとあとのことでした。
桂川の乙女
2015/02/13 21:17

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